昭和自動車前原営業所は現在糸島市志摩地区(平成21年末までは糸島郡志摩町)にある糸島地域では唯一の路線バスの営業所です。現在、一般路線バスでは福岡市西区の九大線(九大学研都市駅〜九大工学部間)、西の浦線(九大学研都市駅前〜西の浦間)、マリノアシティ線(姪浜駅南口〜マリノアシティ間)そして糸島市の芥屋線(前原〜芥屋間)、船越・野北線(前原〜船越間、前原〜野北・谷間)の5路線が、高速(都市間)路線では加布里・志摩・前原〜天神・博多駅間「いと・しま」号の他、福岡空港・博多駅・天神〜唐津間「からつ」号、福岡空港・博多駅・天神〜伊万里間「いまり」号の3路線を運行しております。「からつ」号、「いまり」号に関しては「いと・しま」号の間合いで運行されております。一般路線に関しては特に福岡市内の路線では営業所から離れたところを運行しておりますが、いずれも朝営業所から回送でそれぞれの始発着点まで車両を持ってきて各地域で運行を行っております。従って、佐賀営業所や唐津営業所のように現地出退勤での運用が無いということも前原営業所の特徴だと思います。ただし、特定契約(特別支援学校や企業輸送)に関しては一部九大学研都市駅前の車庫に常駐しています。
現在の前原営業所は志摩地区にありますが、以前は前原地域にあり敷地も広大でしたが、国道202号線を経由する路線(福岡〜唐津を結ぶ特急・急行を含む、特に福岡方面への幹線)が全廃されたことをはじめ、前原地域のローカル線がほぼ全廃され昭和タクシーでの廃止代替(マイクロバスとジャンボタクシー)に変更されたことなどで現在の場所へ移転されたようです。
それまでの大がかりな路線廃止等で平成19年頃までに現在の路線数になり、これまで幹線等で運行されてきた中型車両は一部を除き、(特に福岡22かナンバーのすべてが)佐賀営業所や唐津営業所へ転出されております。また、近年は九大線の利用客が増加していることに伴い徐々に車両数が増加しているように感じます。
ここでは、昭和バス前原営業所(昭和自動車前原営業所)の車両を紹介して参ります。今回は現役車両中心の公開とさせて頂いておりますが、今後は管理人がこれまで撮影してきた画像に関しても掲載させて頂くことを考えておりますので今しばらくお待ち下さい。
なお、ここまでの文章や車両一覧の内容に誤りがありましたら、お気軽にメールでご連絡下さい。よろしくお願い致します。
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車庫内の画像は旧昭和自動車前原営業所様の許可を得て撮影したものです。
車両一覧の色表記内容 |
スロープ付きバス(ワンステップ) |
都市間車両 |
貸切車両 |
LED方向幕設置車両 |
移動・運用離脱・廃車車両 |
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